抜けそうで抜けない乳歯に困った!

こんにちは。
地下鉄東山線の藤が丘駅から徒歩15分、バス停「西本地ケ原」から徒歩5分、バス停「黒石」のすぐ前にある、【みどりのおかのこども歯科】です。
 
個人差がありますが、乳歯は6歳くらいから生えてきた順番で生え変わります。
乳歯が抜けそうで抜けなくて気になるという経験は、どなたにもあると思います。
昔は歯に糸をくくりつけて抜く、などというご家庭もありましたが、無理に抜くのはよくありません
 
 

乳歯の抜き方や注意すべきこと

グラグラしている乳歯は、自分で抜くことができる場合もあります
歯ぐきから乳歯が取れてぶら下がっているような状態であれば、指で引っ張るなどして抜いても問題ありません。
その際は、雑菌が歯ぐきに入らないように、指をきれいに洗ってから行いましょう。
 
しかし、無理矢理引っ張って抜こうとしてしまうと、歯ぐきを傷つけたり、歯の根元が歯ぐきの中で折れて残ってしまったりすることもあるため、避けたほうがいいでしょう。
歯がグラグラし始めたら、お子様が自分の舌や指で少しずつ揺らして自然に取れるのを待ったほうが安全です。
 
乳歯を抜いた後に、歯ぐきから出血することがあります。
その場合は、清潔なガーゼを丸めて歯が抜けた場所に当てて、しっかり噛んで圧迫して止血してください。
ティッシュペーパーはそこまで清潔なものではないため、あまりおすすめできません。
 
 

こんな時は歯科医院に相談を

抜けそうなのに抜けなくて食べる時に痛い、乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた、抜けそうな乳歯がむし歯になっている、片側は抜けたのに反対側の乳歯がいつまでも抜けない、乳歯が抜けたのに永久歯がいつまでも生えてこない、という場合は、歯科医院を受診しましょう。
 
とくに後者2つの場合、生え変わるべき永久歯がないということも考えられます。
その場合は、もし乳歯が残っていれば温存して使いますし、乳歯が抜けてしまった状態であれば矯正で歯列をずらしたり義歯で補ったりする必要があります。
最近のお子様には、このような例が増えてきています。
また、永久歯が歯ぐきの中に確認できれば、歯ぐきを切開して永久歯が生えるのを促す必要があります。
 
 

歯の生え変わりでのお悩み、解消します

このように、歯の生え変わりの時期というのは、お子様本人も見ている親御様もいろいろ気になることがあると思います。
歯の生え変わりにはかなり個人差がありますので、生え変わりが遅いからと必要以上に悩む必要はありません。
ですが、乳歯が抜けそうで抜けなくて困っている、乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこないなど、歯の生え変わりでお悩みのことがありましたら、自分でどうにかしようとせずに一度当院までご相談ください。適切な検査や処置を行います。