簡単で効果絶大な「シーラント処置」

こんにちは。
地下鉄東山線の藤が丘駅から徒歩15分、バス停「西本地ケ原」から徒歩5分、バス停「黒石」のすぐ前にある、【みどりのおかのこども歯科】です。
 
歯医者さんで、お子様に「シーラント処置」をしてもらったことはありますか?
このシーラント処置、むし歯予防にとても効果があります。
 
 

シーラントって、なに?

シーラントとは、歯科専用のプラスチック樹脂素材のことです。
このシーラントで歯の表面の溝を埋めることを「シーラント処置」といいます。
 
シーラント処置は、生えてきたばかりの永久歯、とくに「6才臼歯」と呼ばれる一番後ろに生えてくる歯や、乳歯の奥歯など、まだ柔らかくて磨きにくい歯に行われます。
 
処置の方法は、まず処置をする歯の表面や歯の間の汚れを丁寧に落としていきます。
そして、歯にシーラントがしっかり接着するように、薬品を塗布します。
その後、シーラントを歯の溝に流し込み、光を当てて固めます
固まったらかみ合わせのチェックを行い、問題なければ終了です。
 
 

シーラント処置のメリット

シーラント処置を行うメリットは、むし歯リスクを減らせることです。
奥歯は磨きにくく、奥歯の溝は汚れがもっともたまりやすい場所です。
とくに生えたての歯は溝が深く、まだ柔らかいこともあり、むし歯になりやすい上に進行も非常に早いのです。
そのため、シーラントで溝を埋めてしまうことで、むし歯になる可能性を減らすことができます。
 
また、むし歯になって歯の表面に穴が開いてしまうと、その部分を削る治療が必要となってしまいます。
歯は削るともろくなってしまうという特性があり、むし歯は再発の可能性も高いため、何度も削ることによって歯を失う可能性も出てきます。
シーラントを行うことで、大切な歯を削ることを防いで守ることができます。
 
 

シーラント処置をしたら注意すべきこと

シーラント処置をした後は、いくつか注意点があります。
 
シーラント処置をすると、定期的に歯科医院に通う必要があります。
シーラント処置をした部分の歯の表面は見えづらく、むし歯になっても発見が遅くなってしまうことがあるためです。
そのため、定期的な歯の状態のチェックが欠かせません
 
また、シーラントが欠けたり取れたりしまうことがあります
通常の詰め物の場合、取れないように歯を削って形を整えますが、シーラントは歯を削らずに溝に樹脂を流して固めているだけなので、通常の詰め物より取れやすくなっています。
欠けたり取れたりしまった場合には、再度シーラント処置を行いますが、歯を削るわけではないので、何度行なっても歯に影響はありません
 
 

シーラント処置でむし歯予防を

シーラント処置で、奥歯のむし歯リスクを減らすことができます。
とくに「6才臼歯」は永久歯なので、一生大切に使わなくてはいけません。
とても簡単な処置でお子様でも受けやすく、大人の方にも効果がありますので、むし歯になりやすい方はご相談ください。